oouu22 (oouu22 ) wrote,

若槻千夏 絶賛の

ねえ。

 こんな風に言うのも何だけど、彼らも陰口が叩きたいんじゃないかと思う。何となく目から察する事が出来た。よって僕は優しい識にフォローを任せてこの場を先に退く事にした。

 上のいない場所で愚痴るのも下の息抜きには必要だよね。実際には、優しい筈の識は全部僕に報告している訳だけどさ。

 まあ、存分に愚痴ると良いよ。再来週はまたお楽しみ講義だから。puma シューズ

 カレンが僕の顔に浮いた笑みに気付いたのか、ビクリと体を振るわせた。


「識さん!! もう、遂に、とうとう召されるのかと思いました!」

「トカゲコワイトカゲコワイトカゲコワイ……」

「あのリザードマンは何!? 馬鹿みたいに避けるわ速いわ強いわ硬いわ! レポートなんて全部凄いで終わりじゃないのよおおお!!」

「もはや、竜だ……」

「ならあの人はドラゴンサマナーかよ。いやそんな可愛いレベルじゃないよな。俺、どっちを敵にするか聞かれたら迷わずドラゴンサマナー選ぶわ」

「お姉ちゃ~ん」

「ユーノ、情けない声を出さない。よ、予想の範囲内よ……多分! ライドウ先生なんだから!」

 やれやれ。真様の仰った通りになったな。

 学生たちを見て心の中で嘆息する。

 私から見てもミスティオリザードは相当手加減していた。武装は彼らの本来の物では無いし、ブレスは水風どちらも使用する事も無かった。彼らが本来誇る俊敏さは見る影も無いし、最大の持ち味たる集団戦闘の妙も当然無い。

 はっきり言って、荒野にいる弱い方の魔物と同等と言った所だろう。だと言うのに将来を有望視される若者が五人がかりで挑んで、私が四度も全滅判定を下す様になるとは。まったく、嘆かわしいな。puma スニーカー

 真様はボロボロにされるだろうと見事に現状を予想されたが、私はいきなりクリアとは言わないまでもそれなりにやるのではないかと思ったのだがなあ。どうやら、真様の命とは言え彼らに優しく接する内に評価まで甘くなっていたようだ。反省せねば。

 澪殿が最近強制召喚の妨害について少々対策を講ずるのが遅れているらしいので私はそちらのフォローに回る事になっていると言うのに、世話の焼ける。澪殿については私は今失点できない状況なのだが。も、もうかつら剥きの刑は御免だ。……語るも恐ろしい。

「まあまあ、ライドウ様はあれで大分加減しておいでなのですよ? 皆さんに越えられない壁など設定される方ではありません。それは私が保証します」

「絶対嘘です! 識さん、ライドウ先生はどう考えても楽しんでいると思います!」

「ジン、そうは言いますが貴方の動きは本来の物ではありませんでしたよ? 相手がモンスター、しかも格上の実力の持ち主と言う事で少々緊張していたのでは?」

 緊張、と言うよりは萎縮だろうな。まだミスティオリザードは威圧の叫びさえ使っていないと言うのに。未熟な事だ。

「それはっ、……確かに、そうかもしれませんけど」

「まあライドウ様が厳しいのは事実です。それだけ、皆さんに期待しているのでしょうね。私としては少し羨ましい程ですよ」

「識さん、虐められる方が燃える|性質(たち)なんですか? だったら私も……」

「違いますよ、アベリア。ただ私も久しくあの方に期待されるなどありませんのでね。一つ一つ課題を提示される皆さんに少々羨望に似た思いを抱いているのかもしれません」

 感謝はいつも口にして下さるのだが、真様は私に課題などを提示される事は少ない。そういう関係では無いと言われればそれまでだが、学生と接する主を見ていると少し、私も羨ましく感じる事はある。
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