oouu22 (oouu22) wrote,

始球式でみたい、名球会投手は

をヒューマンに教えていない。多分少しは情報を流しているとは思うけど、相変わらず目的がわからない奴だ。
 世界を大事にしていたから、冒険者ギルドを作ったと言った。でもこいつは、大事にしていたと過去形で言った。ただの言い回しなのかもしれない。でも僕の中に妙に残っている。今のルトは何を大事にして生きているのかと。聞いたところで君だよ、とか言われそうなので聞いてないんだけどね。

「気になると言えば――」

「若様! これ、さっきつまみましたけど美味でした。よろしかったらどうぞ」

 澪だ。手が八本あるような食べ歩きを披露していたけど、あれだけ食べてみて厳選された味なら興味あるな。折角だしもらおう。ナイキ

「ありがと澪。お前のオススメは大当たりばかりだから嬉しいよ」

「っ! はい!」

 嬉しそうに差し出してくれるスティック状の包装。逆三角の容器に、親指くらいの狐色の物が沢山詰められていた。香ばしい油の匂い、揚げ物か。
 楊枝が刺さった一つを口に運ぶ。
 カリッとした外側の衣、中は肉だった。淡白な、ササミに近い肉質。旨みのある肉汁と独特の食感。ナンコツ周りの肉をブツ切りにして揚げたのかな。衣からは数種の香辛料の香りが広がって肉の旨みと食感に絡まるように味をまとめていた。そしてふりかけた絶妙な塩の具合。これは美味い。
 唐揚げにはレモンをつけたい僕としては、レモン汁、もしくは柚子みたいな柑橘系のアクセントが欲しいと思った。このままでも好物に入る味に少し贅沢か。

「へえ、美味しそうだね。澪ちゃん、僕の分は?」

「あるわけないでしょう変態。お前にちゃんなどと呼ばれる覚えもありません。ああっ!?」

「あ、ライドウ殿、楊枝を借りましたよっと。ふむ、へえ、これは……。この肉はありふれた物だけど、こんな調理法は初めてだな。うん、美味しい」

「……今すぐ死にたいですか、それとも今すぐ死にたいですか」

 澪、内容一緒。あっという暇も無く手にしていた楊枝をルトに取られて容器内の肉を一つ奪われてしまった。何という早業。

「これだけ良い匂いなんだし、一つくらいは勘弁してやってよ澪。折角澪のおかげで僕に新しい好物が一個出来たんだからさ」

「好物! でしたら今度食卓にも並べます。並べてみせますわ!」

「期待してる。あ、その時さ」

「レモン塩か柚子を使って香りをつけてみます。その方がお好きですよね?」

「……うん」

 何故わかった。思考が表情からわかるくらい顔に出てたかな。ちょっと恥ずかしい。

「……」

「マスター殿、何を黙っておる?」

 黙々と食べていた巴が口を開く。ルトが沈黙なんて珍しい事をしていたからだろうか。巴は食べるに二割、飲むのに八割と言った感じだ。今日ももう酔っている。ここでのこいつときたら、迎え酒から始まって寝酒で終わるんだからな。楽しそうで何より。
 前二人、後ろ二人だった構図が澪、僕、ルト、巴の横並びに変わった。nike スニーカー 通販

「ちょっと思い出しただけだよ。昔、恋人にササミのフライが食べたいってねだられてね。この肉を使って苦心して料理をした事がある。凄く近い味だって褒められたな。……悔しかった」

「褒められたのであろう? なら嬉しいのではないか?」

「同じ味を、目指したんだ。彼の願いを僕は満たせなかった。悔しいさ。お前だって、侍みたいだ、とか侍っぽいって言われるんじゃなく侍だって言われたいだろう?」

「……なるほど」

「あ、若様。あの屋台、覗いてみま――」

「はい、そこまで。敗者が勝者を出し抜くのは無しだよ、澪ちゃん。はい、巴も下がる。今
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